免疫への意識が変わる?「高める」から「整える」時代へ
「免疫力は高い方が良い」という考え方が一般的でしたが、最近では「免疫はバランスが重要」という新しい視点が広がりつつあります。この意識の変化には、2025年のノーベル生理学・医学賞で注目された「免疫の制御」という概念が大きく関係しているようです。
しかし、花粉症やアレルギーといった身近な症状が、実は「免疫の過剰反応」によるものだということを、まだ多くの人が知らない現状も浮き彫りになっています。
調査結果から見えてきたこと
オハヨー乳業株式会社が20~60代の男女400名を対象に行ったアンケート調査では、現代人の免疫に対する興味深い実態が明らかになりました。
まず、「体の免疫」についての理解を尋ねたところ、「免疫力は高い方が良い」と「免疫はバランスが重要」と回答した人がそれぞれ48%と同率でした。これまでの「免疫=高めるもの」というイメージから、「バランス」への注目が高まっていることがわかります。
ノーベル賞が広げた「免疫の制御」という概念
2025年のノーベル生理学・医学賞で「免疫の制御」に関する研究が授与されたニュースについて尋ねると、このニュースで「免疫の制御」という概念を知った人が25%にのぼりました。

アレルギーと「免疫過剰」の意外な関係
一方で、花粉症やアレルギーがノーベル賞でも話題になった「免疫の暴走」によるものであることを知っている人は36%にとどまり、64%の人が知らないと回答しました。

さらに、アレルギー症状を持っている人のうち、「自分が免疫暴走の状態かもしれない」と考えたことがある人は42%で、約6割の人が考えたことがないと答えています。アレルギーに悩む多くの方が、自身の免疫状態について深く認識していないことがうかがえます。

免疫を「整える」ために、今できること
免疫を整える行動として行っていること(複数回答)では、「ヨーグルト・乳酸菌の摂取」が45%で最も多く挙げられました。これは、睡眠改善(31%)や適度な運動(32%)、食生活の改善(31%)を上回る結果です。

また、「乳酸菌が“免疫を高める”だけでなく、“免疫の暴走を抑える”可能性があると知ったら摂取意向が上がるか」という質問には、59%が「はい」と回答しました。この結果から、乳酸菌が「免疫強化」だけでなく「免疫調整」という新たな価値を持つ可能性が大きく広がることが示唆されています。

腸と免疫、そして乳酸菌の新たなチカラ
免疫細胞の約70%は腸に存在すると言われており、腸内環境は免疫バランスに深く関わっています。最新の研究では、乳酸菌の中には免疫の過剰反応を抑制し、アレルギー症状の緩和に寄与することが期待される菌株も報告されています。
今回の調査結果は、私たちが免疫に対する認識を「強化」から「調整」へとアップデートするきっかけとなるでしょう。アレルギーに悩む方にとって、腸内環境を整える乳酸菌は、自身の免疫バランスを見直す上で心強いパートナーとなるかもしれません。
オハヨー乳業の取り組み
オハヨー乳業株式会社は「医と食のバランスを変える」をビジョンに掲げ、乳製品の開発だけでなく、菌のチカラを活用した健康づくりに取り組んでいます。同社が研究を進める「ロイテリ乳酸菌」は、口腔内の善玉菌を増やし、歯周病や口臭対策など口腔ケアにも有効性が期待されています。
日々の食生活に乳酸菌を取り入れることで、あなたの免疫もきっと喜ぶはず。ぜひ、この機会に腸内環境と免疫のバランスについて考えてみませんか。

