私たちは日々、製造、建設、物流、小売、飲食、医療・福祉、教育、警備といった、私たちの生活を支える「ノンデスク領域」で働く方々のお世話になっています。しかし、彼らが実際にどのような生活を送っているのか、どのような不安を抱えているのかは、これまであまり知られることがありませんでした。
そんな中、未経験から正社員を目指すノンデスク領域に特化した転職プラットフォーム『Zキャリア』を運営する株式会社ROXXが、この領域で働く求職者661名にアンケートを実施し、「ノンデスク領域における求職者の生活の実態」を詳細に調査・分析しました。
調査で明らかになった厳しい現実
今回の調査では、ノンデスク領域で働く方々の平均手取り月収が16.1万円であることが判明しました。さらに、20歳以上の3人に1人が生活費を目的とした借入をしており、40歳からは正社員と非正社員で年収が2倍以上も開くという、厳しい現実が浮き彫りになっています。
経済事情:借入と将来への不安
直近1年間の借入状況を見ると、全体の約55%が何らかの借入があると回答しており、特に30歳以上では65%を超えています。

借入の内訳では、住宅ローンや自動車ローンの割合は低く、奨学金やカードローン・キャッシング、消費者金融が上位を占めています。特に消費者金融やキャッシングは、20歳以上の3人に1人が利用している状況です。

そして、消費者金融・カードローンの利用目的の6割以上が「生活費」であり、日々の生活を維持するために借入せざるを得ない実態が明らかになりました。

また、将来の収入や生活に対する不安も深刻で、20歳以上の87.0%が「不安を感じている」と回答しており、年齢が上がるほど不安が深刻化する傾向が見られます。不安の主な要因は「現在の収入の低さ」や「収入の不安定さ」でした。

副収入事情:即金性の高い手段が中心
本業以外の収入を得ている求職者は全体の約48%に上り、年代が上がるにつれてその割合は高まる傾向にあります。主な収入源はフリマアプリでの現金化が17.5%と最も多く、次いでポイ活(14.1%)、スキマバイト(13.5%)と、即金性の高い手段が上位を占めています。しかし、これらの上位3項目でも利用率は20%未満に留まっており、多くの人が副収入に頼りつつも、その手段は限定的であることが伺えます。

収入事情:学歴よりも雇用形態が年収を左右
収入の低さや不安定さの根本には、「雇用形態による収入格差」という構造的な問題が存在することが明らかになりました。厚生労働省のデータ分析によると、正社員の収入は年齢とともに大きく伸びる一方で、非正社員の収入は伸び悩む傾向にあります。特に40歳を超えると、正社員と非正社員の年収差は2倍以上に達します。

さらに驚くべきは、40代における最終学歴(大卒・高卒)による年収差が約1.3倍であるのに対し、同じ大学卒業であっても雇用形態による年収差は約2.0倍になることです。この結果は、学歴以上に「正社員として働くこと」が、経済的安定を大きく左右する決定打となっていることを示しています。

支出意識:年齢とともに「日常の充足」へ
支出に関する意識調査では、全年代で「食費」や「通信費」の節約志向が強いことが分かりました。そして、「一番お金をかけたいもの」の関心事は、10代〜20代では「洋服・美容・推し活・旅行」といった自己表現や非日常の幸福を求める意識が強い一方で、30歳以上では生活の基盤である「食費・外食費」へと変化している様子が見受けられます。これは、年齢とともに「日常の充足」を重視するようになる傾向を示しています。

ROXXが目指す未来への支援
今回の調査を通じて、ノンデスク領域で働く多くの人々が、借入や副収入で生活を維持している実態、そしてその背景にある「雇用形態による収入格差」という構造的な課題が明らかになりました。このような経済状況が、求職者のキャリア形成における大きな障壁となっているのです。
株式会社ROXXはこれまで、正社員への転職を通じた「所得向上」を主軸に支援を行ってきました。しかし、この調査結果を受けて、転職活動に伴う一時的な出費や日々の生活インフラの負担そのものが、求職者にとって大きな壁となっていることを再認識したとのことです。
そこでROXXは、転職支援という「点」のサポートに留まらず、生活コストの削減やインフラ整備、さらには金融アクセスの改善といった、生活領域全般を包括的に支える事業の必要性を感じています。
今年度には、求職者向けクレジットカード「Z CAREER CARD」の提供開始を予定しており、本調査で得られた知見を積極的にサービス開発や品質向上に取り入れ、転職支援の枠を超えた新たな支援の形を順次展開していくとのことです。
ノンデスク領域で働くあなたの未来を、ROXXの『Zキャリア』が力強くサポートしてくれるでしょう。経済的な安定と、より豊かな生活を目指す第一歩として、『Zキャリア』のサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
『Zキャリア』について、より詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧ください。
この調査結果が、ノンデスク領域で働く方々の現状を理解し、より良い未来を築くための一助となることを願っています。

