「忙しい毎日を送る中で、『この時間、もったいないな』と感じたことはありませんか?」
何も身につかないまま、時間だけが過ぎていく瞬間は意外と多いものです。株式会社R&Gが社会人の男女500人を対象に実施した「時間がもったいないと感じる瞬間に関する意識調査」の結果は、多くの人が共感する内容かもしれません。今回は、この調査結果を基に、私たちが時間をどう捉え、どうすればより充実した毎日を送れるのかを考えてみましょう。
「時間がもったいない」と感じる瞬間ランキング
調査によると、社会人が「時間がもったいない」と感じる瞬間で最も多かったのは「何かを待っているとき」でした。続いて「目的なくスマホを触っているとき」が僅差で2位にランクインしています。

1位:何かを待っている(24.6%)
病院での待ち時間やお店の順番待ち、パソコンの読み込み時間など、「ただ待っているだけで何も生み出さない状況」に時間を無駄だと感じる人が多くいました。短い時間でも積み重なるとかなりの時間を消費していると感じるようです。
2位:目的なくスマホを触っている(23.8%)
「スマホを開いて目についた意味もないショート動画を、ついつい観てしまったとき」など、目的なくスマホを触る時間は、身にならない情報を見て時間を無駄にしがちです。自分の意思で触っているはずなのに、後から「もったいなかった」と感じる人も少なくありません。
3位:移動しているだけ(19.2%)
通勤電車での移動時間や車の運転中など、「移動する以外にできることがない」状況に「もったいない」と感じる声が多く寄せられました。在宅ワークならこの時間を別の作業に使えるのに、と感じる人もいるようです。
その他、「行きたくない飲み会に参加する」「雑談に巻き込まれた」「意味のない会議に出ている」「ゲームをしている」といった瞬間も、時間がもったいないと感じる上位に挙げられています。
なぜ「時間がもったいない」と感じるの?
次に、「時間がもったいないと感じる理由」について見てみましょう。最も圧倒的だったのは「やりたいことができない」という理由でした。

1位:やりたいことができない(52.0%)
半数以上の人が、有限である時間を「やりたいこと」や「やるべきこと」以外に使ってしまい、本来やりたかったことができなくなっている状況に「もったいない」と感じています。睡眠、家事、勉強、仕事などに充てられたはずの時間が失われると、機会を奪われたと感じてしまうのですね。
2位:何も生み出さない(25.2%)
「何も生産性がなく、ただ時間を潰すために過ごしているから」という声も多くありました。だらだら過ごしたり、何となくスマホを見たりする時間は、有益な知識やスキルが得にくいと感じ、「時間を使ったのに何も得られない」という感覚が、もったいなさにつながります。
3位:効率よく動けないとストレス(7.2%)
「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が広がる現代では、かけた時間に対して効率よく満足度や成果を得ることを重視する人が増えています。そのため、効率よく動けない状況にイライラし、「もっと成果を上げられるはずなのに」と感じることも、もったいなさを感じる理由となっています。
時間の無駄を減らすための工夫
それでは、多くの人が「時間の無駄を減らすためにどんな工夫をしている」のでしょうか?最も多かったのは「隙間時間を有効活用する」という回答でした。

1位:隙間時間を有効活用する(25.4%)
移動時間や待ち時間など、今まで何もできずに過ぎていた時間を、スマホを使って仕事やポイ活、勉強や娯楽に充てることで、有効な時間に変えている人が多くいました。音声コンテンツの活用なども有効な手段です。
2位:計画的に動く(15.8%)
カレンダーアプリでスケジュールを管理したり、一日の初めにTODOリストを作成したりすることで、無駄な判断を減らし、素早く行動に移せるようになります。「暇な時間ができたらやること」をリストアップしておくのも良い方法です。
3位:スマホを触らない(15.6%)
集中力が切れたり手持無沙汰になったりしたときに、ついスマホを触ってしまい後悔する経験は多くの人が持っています。通知を最小限にしたり、使う時間を決めたり、寝室に持ち込まない、SNSアプリを削除するなど、スマホとの付き合い方を見直すことで、無駄な時間を減らす工夫をしている人もいます。
その他、「家事を時短する」「ネットを活用する」「飲み会に参加しない」「複数作業を同時進行する」といった工夫も挙げられています。
専門家からの考察
作家で株式会社HIROWA代表取締役の和田裕美氏は、この調査結果について以下のように考察しています。
「テクノロジーの発達で世の中はどんどん便利になるにも関わらず、私たちの生活は相変わらず『時間がない』であふれている。だからこそ私たちは、この調査にあるように、余計に『待つストレス』『情報過多のストレス』『つきあいのストレス』などを感じやすいのだ。そして『ああ、この時間にこれができたのに』と悔やむ。」
「しかし、そうなれば人は『無駄な時間』を『隙間時間』と捉えて、有効的に使いたいとより強く思うようになる。“もったいない”というストレス感情が『だったらこうしよう』という前向きな気づきに変わるのなら、私たちの未来はもっと明るくなるだろう。」
和田裕美氏の考察は、現代人が感じる「もったいない」という感情を、より良い未来へとつなげる前向きなエネルギーに変えることができる、という希望を与えてくれます。

まとめ
今回の調査から、「自分の意思で時間の使い道を選べない状況」や「目的なく過ごしてしまう、何も生み出さない時間」に、多くの人が「もったいない」と感じていることが分かりました。
もしあなたが「時間を無駄にしている気がして嫌だな」と感じているなら、この調査で紹介された「隙間時間を活用する」「計画を立てる」「無駄な時間を避ける」といった工夫の中から、自分に合う方法をぜひ試してみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの毎日がもっと充実したものになるはずです。
【調査概要】
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調査対象:社会人の男女
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調査期間:2025年12月8日~9日
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調査機関:自社調査
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調査方法:インターネットによる任意回答
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有効回答数:500人(女性340人/男性160人)
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回答者の年代:20代 21.4%/30代 38.0%/40代 23.6%/50代 12.8%/60代以上 4.2%
※本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「株式会社R&G」の公式サイトURL(https://r-andg.jp/)へのリンク設置をお願いいたします。

