みなさんの冬のボーナスはいかがでしたか?物価高が続く中で、ボーナスの使い道に頭を悩ませた方も多いかもしれませんね。今回は、総合マーケティングリサーチ会社の日本インフォメーション株式会社が実施した「冬のボーナス支給に関する調査」の結果をもとに、最新のボーナス事情と消費トレンドを深掘りしていきます。

調査概要
この調査は、全国の20~69歳の有職者(会社員、公務員)男女928名を対象に、2025年12月15日から12月16日にかけてインターネットリサーチで実施されました。物価上昇が続く社会情勢の中で、人々のボーナスに対する意識や行動がどのように変化しているのかを探る貴重なデータとなっています。
冬のボーナス、約65%に支給!平均額は48万円
調査によると、冬のボーナスが「支給された/される予定」と回答した人は全体の約65%に上りました。特に男性の20代から40代では、支給される割合が高い傾向が見られます。平均支給額は全体で48万円。中でも男性30代が61万円と最も高い結果でした。

昨年と比較すると、60%以上が「ほぼ同じ」と回答しているものの、「増えた/増えそう」という回答が「減った/減りそう」を10ポイント上回っており、全体的には昨年よりも支給額が良くなっている傾向が見られます。特に男女20代で増加の割合が高くなっています。


ボーナスの満足度、20代がトップ!不満の背景には物価高
ボーナスに対する満足度は、全体で「満足計」が37.3%、「不満足計」が35.3%とほぼ拮抗しています。しかし、男女20代では「満足計」が約50%と、他の世代よりも高い満足度を示しました。

一方で、ボーナス支給額に満足していない理由として最も多かったのは、「生活費や物価高に対して足りていないから」で47.2%を占めました。特に男性30代から50代でこの傾向が強く、近年の物価高が家計に与える影響が浮き彫りになっています。また、男性30代では「他社・他業種と比べて少ないから」という比較による不満も多く見られました。

ボーナスの使い道、堅実な貯蓄・生活費補填が主流
ボーナスの使い道として最も多かったのは、「貯蓄・預金」で58.6%でした。やはり、将来への備えを重視する方が多いようです。次いで多かったのは「生活費の補填」で、これも物価高の影響が色濃く反映されていると言えるでしょう。
世代別に見ると、男性20代から30代では「資産形成・自己投資」の割合が高く、将来への投資意欲がうかがえます。一方、女性20代では「家族へのプレゼントやファッション・美容」など、消費への意欲が高い結果となりました。若年層は、堅実な貯蓄と同時に、自己成長や楽しみへの投資も積極的に考えているのかもしれませんね。

昨年からの変化:生活費補填が増加、外食・美容は減少
昨年のボーナスの使い道と比較して、最も増加したのは「生活費の補填」で23.5%でした。これは、物価高による家計への負担が増している現状を如実に示しています。反対に、支出が減ったのは「外食」(17.3%)と「ファッションや美容」(15.8%)。日々の生活費を優先し、娯楽や趣味への支出を抑える傾向が見て取れます。

まとめ:物価高と向き合うボーナスの使い方
今回の調査結果からは、冬のボーナス支給額が全体として昨年よりやや上昇傾向にあるものの、その多くが貯蓄や生活費の補填に回るなど、依然として物価高を意識した堅実な使い方が主流であることが分かりました。日々の生活を守るためのボーナス活用は、きっと多くの方が共感するのではないでしょうか。
一方で、20代を中心に将来への資産形成や自己投資、家族や自分へのご褒美消費にも一定の意欲が見られ、限られたボーナスを「守り」と「攻め」の両面から活用しようとする姿が浮かび上がりました。
物価上昇が続く現代において、ボーナスをどのように使うかは、個人のライフスタイルや将来設計に大きく影響します。今回の調査結果が、みなさんのボーナス計画を考える上での参考になれば幸いです。
詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)は、日本インフォメーション株式会社のウェブサイトで確認できます。
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