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住宅ローン、払いきれるか不安? 94.2%の購入検討者が抱える本音と賢い選び方

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住宅の購入は人生における大きな節目であり、住宅ローンはその選択を左右する重要な要素です。金利の動向や返済への不安は、多くの購入検討者にとって大きな関心事でしょう。LIFULL HOME’Sが実施した『住宅ローンに関する定期意識調査』(2026年1月)では、このような住宅ローンを取り巻く現状と、購入者・購入検討者のリアルな声が明らかになりました。

住宅ローンを払いきれるか、9割以上の購入検討者が不安を抱える

今回の調査で最も注目すべきは、住宅購入検討者の94.2%が「住宅ローンを払いきれるか不安がある」と感じている点です。これは過去最高の割合となり、購入者との間での意識の乖離が広がっていることが分かります。

住宅ローンを払い切れるかの不安について

金利上昇への懸念は依然として強く、購入者・購入検討者ともに今後1年間の金利を「上昇する」と予測する割合が増加しています。特に購入検討者では71.4%が上昇を予測しており、この予測が不安に直結しているのかもしれません。

今後1年間の住宅ローン金利の見通し

金利上昇予測の中でも「変動金利」を選ぶ人が増加

金利上昇への不安がある一方で、購入検討者の64.1%が「変動金利」を選択・検討していると回答しました。これは前回調査(25年7月)よりも8pt高い割合です。購入者も同様に64.1%が変動金利を利用しています。全期間固定型が微減し、期間選択型が微増していることから、金利上昇への懸念は持ちつつも、現状の低金利の恩恵を受けたいという意向がうかがえます。

現在組んでいる/検討している住宅ローンの種類

LIFULL HOME’S総研チーフアナリストの中山登志朗氏によると、長期金利の上昇により35年固定金利が3%を超えている一方で、変動金利は1%前後で借り入れ可能であるため、「金利は上がっても僅かだから返済は維持できる」と考えるユーザーが変動金利を積極的に選択しているとのことです。

LIFULL HOME'S総研 副所長/チーフアナリスト 中山登志朗

物件価格高騰で借入額が増加傾向に

物件価格の高騰を受け、住宅ローンの世帯年収倍率も変化が見られます。購入検討者の過半数ラインは「4倍未満」では到達せず、「4倍以上5倍未満」が2位となり、借り入れ額の増額を事前に想定していることが推察されます。

住宅ローンの世帯年収倍率

また、世帯月収に占める住宅ローン返済額の割合が「3割以上」の購入者が前回調査よりも増加しており、月々の生活費が圧迫されている様子がうかがえます。この層の3人に1人(33.9%)が「もっと借入額を減らせばよかった」と回答しており、無理のない返済計画の重要性が浮き彫りになっています。

住宅購入者の世帯月収に占める住宅ローン返済額の割合

住宅購入者の借入額に対する意識【世帯月収に占める住宅ローン返済額の割合別】

住宅購入の意向は「金利が上がる前に買いたい」がトップ

購入検討者の住宅購入に対する意向では、「住宅ローン金利が上がる前に買いたい」が42.7%で単独トップとなりました。住宅ローン控除の内容よりも、月々の返済に直結する金利を重視する傾向が強まっているようです。また、「頭金が貯まるまで慎重に検討したい」という回答もじわじわと増加し、34.3%と「希望に合う物件が出たら買いたい」と同率3位となっています。計画的に頭金を貯めながら、理想の物件を探す姿勢が見受けられます。

金利上昇への対策は「新NISAやiDeCo」が最多、しかし「何もしていない」人も3割超

金利上昇に備えて何かしらの対策をしている購入者は64.2%で、その中でも「新NISAやiDeCo」が38.5%と最も多く、前回調査から増加しています。これは、株価上昇に伴う分散型投資信託への関心の高まりが影響していると中山氏は分析しています。

住宅購入者が金利の上昇に備え、行っていること

一方で、「特に対策はしていない」と回答した人も35.8%おり、その理由として「特に理由はない/考えたことがない」(46.8%)、「対策をどう取るべきか判断がつかないから」(31.9%)が多く挙げられました。金利上昇への不安は感じつつも、具体的な行動に移すための情報やリテラシーが不足している現状がうかがえます。

住宅購入者が金利の上昇対策を取っていない理由

年代で異なる、銀行選びの決め手

住宅ローンを選ぶ際の魅力は、年代によって異なる傾向が見られました。20代の購入検討者からは「初期費用の低さ」「保障付き(3or8大疾病・ガン保障特約団信など)」「ペア連生団信」に支持が集まっています。一方、40代では「金利の低さ」や「借入可能期間(フラット50など)」が重視される傾向にあります。ライフステージや家族構成に合わせて、住宅ローンに求めるものが変わってくることが分かります。

購入検討者が住宅ローンを選ぶにあたり、魅力に感じるもの

賢い住宅購入のために、情報収集と計画を

今回の調査結果から、多くの人が住宅ローンに対して不安を抱えつつも、金利動向や自身のライフプランに合わせて賢く選択しようとしている姿が見えてきます。特に、金利上昇への対策として「新NISAやiDeCo」のような資産形成に注目が集まっているのは、今後の住宅ローンとの付き合い方において重要なヒントとなるでしょう。

住宅購入は大きな決断です。不安を解消し、納得のいく選択をするためには、様々な情報を集め、自分に合った返済計画や金利タイプ、銀行選びを慎重に行うことが大切です。LIFULL HOME’Sでは、住まい探しをサポートする多様な情報を提供しています。ぜひ活用して、理想の住まいと安心の暮らしを実現してください。

株式会社LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」をはじめ、シニアの暮らしに寄り添う「LIFULL 介護」、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」などの事業を通じて、社会課題解決に取り組んでいます。

(LIFULL HOME’Sについての詳細はこちら:LIFULL HOME’S

(株式会社LIFULLについての詳細はこちら:[株式会社LIFULL](https://lifull.com/)

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