広告運用をしている方なら誰もが一度は頭を悩ませる「アドフラウド(広告不正)」。せっかくの広告費が、不正なクリックやインストールによって無駄になってしまうのは避けたいですよね。
そんな広告主の悩みに寄り添い、GMOインターネットグループのGMO TECH株式会社が提供する成果報酬型広告サービス「GMO SmaAD」が、この厄介な問題に真っ向から立ち向かう新システムを導入しました。

株式会社Spider Labsの広告不正対策ツール「Spider AF アドフラウド対策」を、アプリ向けCPE広告(※1)に特化して導入し、2025年12月8日より運用を開始しています。この取り組みは、Spider Labsにとってもアプリ向けCPE広告特化型不正検知機能の開発・実装は初の試みとなるそうです。
(※1)ユーザーに対して報酬を付与し、集客を図る広告手法。ユーザーはアプリのダウンロードやイベントクリア等の条件を達成すると、報酬を得ることができます。
アドフラウドの深刻な実態
不正に広告報酬を得るアドフラウドの手口は年々巧妙化しており、その被害は決して他人事ではありません。Spider Labsの調査によると、国内における2024年の推定被害額はなんと1,510億1,610万円にも及ぶとされています。
アドフラウド対策が不十分な場合、広告費の過剰な支払いが発生するだけでなく、ブランドイメージが損なわれたり、正確なマーケティング施策が困難になったりするなど、広告主は多岐にわたるリスクに晒されます。これは、広告主にとって本当に避けたい事態ですよね。
この深刻な問題に対し、「GMO SmaAD」は「Spider AF アドフラウド対策」を導入することで、広告の安全性を大幅に強化することを目指しています。
アドフラウドの最新情報については、以下のレポートも参考になります。
「Spider AFアドフラウド対策」が実現する3つの安心
今回導入された「Spider AFアドフラウド対策」は、広告主の皆さんに具体的な安心をもたらします。
1. 不正なユーザーのアクションを徹底検知
botなどによるアプリのインストールといった不正なユーザーアクションを検知し、過剰な報酬の発生を未然に防ぎます。これにより、広告のコンバージョン率(CVR)(※2)を正確に計測できるようになり、より効果的な広告戦略を立てることが可能になります。
(※2)「Conversion Rate」の略で、広告の効果指標でその広告で求める成果への到達率のことです。
2. ユーザーの不正な報酬獲得をブロック
CPE広告では、ユーザーが条件を満たすことでゲームアイテムやポイントなどの報酬を得られますが、これらの報酬が不正に入手されるのを防ぎます。これにより、広告主の広告効果を最大限に引き上げることができます。
3. 不適切なサイトへの広告掲載を防止
広告が不適切なサイトに掲載されることを防ぎ、大切なブランドイメージを守ります。安心して広告を運用できる環境が整うことで、より健全な広告活動が実現します。
今後の展望と「GMO SmaAD」について
GMO TECHは、今後もSpider Labsと連携を深め、不正検知システムの精度向上に継続的に取り組んでいくとのことです。アドフラウド対策機能のさらなる強化によって、広告主がより安心・安全に広告配信を行える環境の実現を目指しています。
「GMO SmaAD」は、スマートフォンアプリ向けの成果報酬型広告(アフィリエイト広告)配信サービスで、業界最大級のメディアネットワークを保有しています。アプリインストールだけでなく、その後のエンゲージメントを成果地点とするなど、広告主のKPIに応じた柔軟なコンサルティングを強みとしています。

「GMO SmaAD」の詳細については、以下のURLをご覧ください。
GMO SmaAD公式サイト
まとめ
今回の不正検知システム導入は、広告主の皆さんが安心して広告運用を行い、無駄な広告費を削減するための大きな一歩となるでしょう。広告効果を最大限に引き出し、ブランドイメージを守るために、ぜひ「GMO SmaAD」の利用を検討してみてはいかがでしょうか。信頼できるパートナーと共に、より健全で効果的な広告運用を実現してくださいね。

