賃上げ期待は半々、でも9割以上が将来に不安…みんなの「お金」事情、最新調査から見えてきたこと
最近、テレビやニュースで「春闘」という言葉をよく耳にしませんか?物価がどんどん上がっていく中で、私たちのお給料がどうなるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そんな皆さんの「賃上げ」や「投資」に対するホンネを探るため、資産運用メディア「マネラボ」が全国の投資経験者300人を対象にアンケート調査を実施しました。今回は、その気になる結果を一緒に見ていきましょう。
賃上げへの期待、あなたはどっち派?
「2026年の賃上げ、期待していますか?」という質問に対し、結果はまさに真っ二つに分かれました。なんと、期待している人が50.3%だったのに対し、慎重な見方をしている人も49.7%と、ほぼ同じ割合だったのです。

「強く期待している」人が14%、「やや期待している」人が36.3%いる一方で、「あまり期待していない」人が34.3%、「まったく期待していない」人も15.3%いました。賃上げムードが高まるニュースを目にする機会が増えているかもしれませんが、実際には期待と不安が入り混じった複雑な心境の人が多いことがわかりますね。
もし収入が増えたら、そのお金どうする?1位は「投資」!
では、もしお給料が増えたら、そのお金を何に使いたいと思いますか?この質問で最も多かった回答は、なんと「投資に回す」(54.0%)でした!

「生活費に充てる」(42.0%)や「貯金する」(40.3%)といった堅実な回答も上位に入っていますが、半数以上の人が将来を見据えて「投資」を選んでいるのは驚きです。物価高で家計が圧迫される中、ただ消費するだけでなく、資産を増やして将来に備えたいという意識が強く表れていると言えるでしょう。
9割以上が「将来に不安」…みんなのホンネ
しかし、現在の収入に対して「将来への不安はありますか?」と尋ねると、さらに深刻な実態が浮き彫りになりました。「非常に不安がある」が49.3%、「やや不安がある」が43.3%と、実に92.7%もの人が何らかの不安を抱えていることが判明しました。

賃上げへの期待と同時に、将来に対する根強い警戒感がうかがえます。たとえ収入が増えても、すぐに消費に回すのではなく、将来のために備えたいという気持ちが強いのは、この「不安」が背景にあるのかもしれません。
今、みんなはどれくらい投資している?
では、実際に毎月どれくらい投資に回しているのでしょうか?最も多かったのは「1〜3万円」(34.3%)という結果でした。

半数以上の人が月3万円以下の少額で積み立て投資を行っており、「毎月はしていない」という人も17.7%います。コツコツと少額から始める人が多い一方で、まだ定期的な投資ができていない人も少なくないようです。
収入が増えても、投資は「余裕があれば」?
最後に、もし収入が増えた場合、投資の優先順位はどうなるか尋ねました。すると、「余裕があれば増やしたい」が75.0%と圧倒的多数を占めました。

「最優先で増やしたい」と回答した人も17.7%いましたが、多くの人が家計の状況や生活費とのバランスを見ながら、慎重に投資判断を下したいと考えていることがわかります。投資意欲は高いものの、無理なく、着実に資産形成を進めたいという堅実な姿勢が見て取れますね。
まとめ:投資は「家計を守る」ための大切な行動へ
今回の調査結果から、賃上げへの期待と将来への不安が共存する、現代の私たちの「お金」に対するリアルな気持ちが見えてきました。収入が増えたら「投資」に回したいと考える人が最も多い一方で、その投資は「余裕があれば」という慎重な姿勢も持ち合わせています。
物価上昇が続く中で、投資はもはや「積極的にお金を増やすための選択肢」というだけでなく、「大切な家計を守り、将来の不安を和らげるための前提の行動」へと変わりつつあるのかもしれません。
資産運用メディア「マネラボ」では、これからも個人投資家の皆さんの実態や意識を調査し、役立つ情報を発信していくとのことです。私たち一人ひとりが、自分に合った方法で賢くお金と向き合っていくことが、ますます重要になりそうですね。
